ゴルフでスライスが発生するのはなぜ?その原因について
ゴルフスライスの原因
ゴルフのスライス、アマチュアゴルファーの7割以上がその発生に悩まされています。一体何故発生してしまうのでしょうか。原因と共に確認していきましょう。
ゴルフのスライスとはボールを打った際、利き手側に向かって大きな弧を描いて飛んでいく弾道をいいます。逆はフックと呼びますが、スライスとフック共にプレーではミスとして扱われてしまうのです。
飛距離が大幅に落ち、最悪OBにもなりかねない為、癖になる前に対処しなければなりません。またスライスにもプルスライス、ストレートスライス、プッシュスライスの3つのタイプがあります。
プルスライスとは、打ってから左に飛んだ後に右へ曲がる弾道です。ストレートスライスとは、打った直後は直進しても、最終的に右へ曲がる弾道です。
プッシュスライスとは、打ってからとにかく右に曲がりながら飛んでいく弾道です。この3つのスライス、いずれもフェース面がオープンになっていることが原因で発生してしまいます。
フェースの開き
スライスが発生する最大の原因でもあるフェースの開きとは一体、何を指すのでしょうか。ゴルフでいうフェースとは、クラブにあるボールを当てる為の面のことです。
フェースは凸状で中央部に突起を有しており、ボールを突起の先端に上手く当てることでインサイドイン軌道と呼ばれる突起部に対して垂直な軌道に乗せられます。
こうすることで、ボールを真っ直ぐに打つことが可能になります。ところが突起の先端から外れた場所にボールが当たると、インサイドイン軌道に対し右方向もしくは左方向へ飛んでしまいます。
このような結果に至る最大の理由が、振り遅れです。振り遅れはクラブを素早く振ろうとすると発生しやすくなります。
特に柄が比較的長めのクラブを振る場合、体の回転と腕の振りのタイミングが合わず、クラブヘッドの入りが遅れがちになるので、自分の身長に応じた柄の長さのクラブを選んで、防いでいきましょう。
またスライスと似ているようで間違えやすいのが、シャンクとプッシュアウトです。いずれもボールがフェース面より右に飛んでいくミスであるものの、ボールの当たり方や軌道の面でスライスと異なります。
特にホーゼルと呼ばれるヘッドとシャフトが繋がった部分に当たることで打球が右方向に飛ぶシャンクは経験豊富なゴルファーでも起こしやすく、ゴルファー万人の悩みの種となっているようです。
最後に、スライスと似ているようでよく間違いやすいシャンクとプッシュアウトも、プレー上ではミスの原因として扱われます。悩んでいる方はその発生原因を突き止め、矯正する方法を考えて実践していきましょう。