ゴルフの初心者がこれだけは知っておきたい基本のルール
ゴルフの基本ルール
皆さんはゴルフを始めるにあたって、きちんとプレーする上でのルールを理解できていますか。休日にテレビで何となくゴルフの中継を観ているだけだと、なかなか細かく押さえられませんよね。
複雑で初心者にとって覚えるのが大変な基本ルール、最低限何を知っていれば恥をかかずに済むのでしょうか。まず、ゴルフのプレーで使えるクラブの本数は最大14本までと決められています。
必要なクラブは購入時に店員と相談しながら揃えましょう。次に、ゴルフの結果を作る材料が何であるか、頭に入れておきましょう。ゴルフはどれだけ少ないスコアでコースを廻るかを競うスポーツです。
スコアは、空振りを入れたボールを打った回数とペナルティの回数の合計になります。初心者であればスコア100切りを目指すと心に決めている方が多いと考えられますが、言い換えればこのカウント方法でスコア100を切れるかどうかです。
ペナルティとして数えられる打罰の種類
またペナルティとして数えられる打罰の種類の中にOBやウォーターハザード、バンカーといった専門用語がちらほら見られますよね。ルールを詳しく知る前に、これらの用語の意味を改めて確認しましょう。
まずOBはアウトオブバウンズの略で、各ホールの規定の場所から外に出ることで発生するペナルティのことです。山や林の中、コース外の道路など、ボールを打ってコース内へ戻すことが難しい場所に設定されています。
次にウォーターハザード、言い換えれば池ポチャですが、打ったボールが池の中に入るペナルティのことです。そしてバンカーはコース内にある砂で満たされた窪地で、ここから打つ際も場合によってはペナルティとして扱われてしまいます。
まずはこの3つの用語の意味を理解した上で、どういったケースで打罰が発生するのか次に確認しましょう。
打罰が発生するとき
はじめにOBとなった場合はいずれも1打罰ですが、1打目と2打目以降で扱いが異なります。1打目であるティショットでは、3打目として改めてティショットになります。
もし2打目以降ですと、グリーン上のホールに近づかない所にボールを落としてから打ちなおします。
ウォーターハザードでは、池の中に入ってそこから打つ場合を除き、1打罰として扱われます。もし池の中から打てない際は、ハザードの区域を最後に横切ったところとグリーン上のピンを結んだ後方線の上から再度打ちます。
ただ池の周囲に特設ティを設けているゴルフ場では、こういった場所を活用するのも手です。またバンカーから打つ際、クラブを振って砂を巻き上げてしまうと2打罰として扱われます。
バンカー内にある石や木の葉に触れても同じ扱いとなるので注意して下さい。他にもボールをグリーンに乗せてから他者の邪魔にならないよう拾う際、乗った場所に目印をつけ忘れると1打罰として扱われます。
この4点がペナルティとして扱われるケースとなるので、プレーの際はなるべく避けて通りたいものです。因みに、OBや池ポチャ以外で気になるのが空振りをした際の扱いという方も多いのではないでしょうか。
実は空振りは1打としてカウントされるだけで、打罰として扱われることはありません。自分も周囲も気持ちよくプレーできるよう、ルールを守りながら楽しみましょう。